進むべき道を見失わないために
昼と夜の長さが等しくなる「秋分」を過ぎると、
自然の流れは少しずつ“陰”の時間へと傾いていきます。
空気が静まり、気配が変わり始めるこの時期。
身のまわりを整えたくなる方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、思い浮かぶのが「断捨離」という言葉。
いらないものを捨ててスッキリするイメージがありますが、
断捨離とは単に“捨てる”ことではありません。
本来の断捨離は、
自分にとって本当に必要なものを見極めて選び取るという、
自分との丁寧な対話から生まれる行為です。
やみくもに手放すのではなく、
“何を残し、何を活かすか”という視点が大切。
その選び取りの基準が、これからの自分の方向性を決めていくことになるのです。
あなたの選択と歩みを導く存在
進むべき道を見失いがちなこの季節。
そんなとき、あなたの選択と歩みを導くのが鳳凰と龍亀。
鳳凰・・・天からの視点であなたの進む道を照らす存在。
中国では、皇帝の世継ぎが生まれると天から舞い降り、
極彩色の輝きで地上の隅々を照らし、世の安泰を告げたとされます。
その光は、遠くにいる大切な人に“あなたが無事でいること”を伝えるとも言われています。
龍亀・・・着実な歩みと繁栄をもたらす存在。
自分で決めた道を途中であきらめず、粘り強く進む力を与えてくれます。
また、背中に子を乗せた姿は、今ある財を欠かさず次世代へ引き継ぐという意味を持ちます。
🌟鳳凰と龍亀、それぞれのご紹介はこのページの末尾に掲載しています。
「これからの自分に必要なもの」を見極める参考に、ぜひご覧ください。